苫小牧の近くに、昔、名前を耳にしたミール宇宙ステーションがあると聞いたので
行ってきました。
苫小牧科学センターに隣接された、
その名の通り、ミール展示場にあります。
このミール、宇宙に行った方のミールは2001年に大気圏で燃え尽きましたが、
そのミールを作った際の予備機として作られたミールです。
なので、機能的には本物と同じ、もし宇宙にいったミールがうまく飛ばなかったら
代わりに飛ぶことになっていたので、外観や内装などは本物と同じ。
本物がこの世に存在しない、今、ミールを見ることができるのはこの苫小牧だけです。
30年ほど前に作られただけあって、キーボードが安っぽい感じがしますが、
これで宇宙にいったのかと思うと感慨深い。
ベッド
無重力空間で寝るときは身体を固定して寝るのがポイントだそうです。
重力のある中ではミール内はせまく感じますが、
実際には空間全てが使えるので思ってるよりも広いそうです。
なぜ、苫小牧にあるかというと、
1989年、名古屋の世界デザイン博覧会に出展された予備機を堀江企画が購入、岩倉建設に転売された後、
1998年に北海道苫小牧市へ寄贈された。
当初は苫小牧市科学センターの脇で屋外展示されていたが、1999年に「ミール展示館」が建設された。
という歴史はありますが、いずれも特に宇宙に関係する人が苫小牧にいたことはないので、
関係なく、本当にたまたま縁があって苫小牧にあるそうです。
まとめ
歴史的にも価値の高いだろう、ミールが苫小牧でみれます。
しかも入場料も無料で、あまり見学の人も居ないので、
説明員の人にじっくりと色々聞けておすすめです。
苫小牧に来た際には必見です。