鹿児島の天文館の路地裏になぜか軍歌が聞こえてくる場所があり
看板を見ると軍国酒場。
命まで盗られることはないだろうと思い突入して参りました。
ちょっと中を見ると50年も営業しているらしい。
50年もやってりゃボッタクリではないだろうと突入を決意。
ちなみに場所は4階。エレベーターなどありません。
途中ものすごい薄暗く、ところどころ訳の分からない張り紙あります。
気分的にはお化け屋敷。
ようやく入り口。
ここまで来ると軍歌がかなり大きく聞こえます。
テープなどではなく人間が歌ってる不安定感あります。
突入するとごっちゃごちゃ。
恐らく貴重な戦争当時の軍服や銃などがなんのガードもなく飾ってあります。
軍歌はお客さんが軍歌専門のカラオケ機器を使って歌ってるようです。
入った時は10人ぐらいの人が方を組みながら歌ってて
タイムスリップでもしたかのような錯覚を覚えます。
頭が働かないので、出入口近くの席に座ると店員のおばあちゃんが出てきたので
料金体系を確認。
歌い放題、飲み放題、食べ放題で2,000円だそうです。
かなり良心的なのかな?
後ろのストーブの上のゆでたまごは一人一個なのかも?
熱いうちに食べろ食べろと言われますが、
熱湯の中に入ってたものなので、芸人の熱々おでんも体験も味わえます。
まず熱すぎてカラが向けません。
正確には、ゆで卵は「手榴弾」、ビールは「魚雷」、焼酎は「爆弾」だそうです。
最初何を言ってるか全くわからず聞き直すと現在の名称で言い直してくれます。
場所:鹿児島県鹿児島市千日町6-17
有名なかき氷のしろくま「むじゃき」の真裏です。
あとがき
脳が全くついていけない夜でした。
しばらく脳のチューニングを合わせてから、
話を聞いてみると観光客3割、地元の人7割ぐらいだそうです。
当時の人はほとんどおらず自分で軍歌を覚えたそう。
鹿屋や知覧など基地が多いせいか、親が歌ってたのを覚えたとか。
行った日は、ほぼ60代以上で、30代の人が2組ぐらいでした。
焼酎に酔った頭でふらっと行くぐらいがちょうどいいと思います。